ミネアポリスで夜遊び
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作成日時 : 2007/09/11 01:09
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およそ半年振りにミネアポリスに出かけた。今回は、自分のサーリーを持って。そう、自分が乗る自転車が、どのような環境で作られたのかをたしかめたかったのだ。
サーリーは、ミネソタ州の州都ミネアポリスの郊外にあるブルーミントンという町でクリエイトされている。5人の開発チームが、プランを出し合い、ユニークな自転車だけを製品にして送り出す。このブランドのフレームは、すべて4130クロモリというスチール製。買いやすい価格で、丈夫で、乗り心地がいい、こんなに自転車に適した素材はほかにないと、彼らはこの素材にこだわっている。
ミネアポリスに出かけたのは、これが3回目。いつもは、マイナス10〜30度の氷の世界。ショートパンツで自転車に乗れる季節は、今回が初めてだ。町を走って気がついたのだが、この町には、ほんとうにサイクリストが多い。MTB、ロード、ピストなどなど、皆、思い思いの自転車に乗って楽しそうに走っている。
今回、一番印象に残ったのが『ウエンズデーナイトライド』という、この町で15年以上続いているサイクリストの集いに出かけたこと。夜9時前に、ダウンタウンから自転車で30分ほどの場所にある真っ暗な公園に集合。とりあえずここでビールを飲んで、いろいろと話をしたあとにライディングに出かける。こちらでは、自転車の飲酒運転は問題ないようだ。出発時間は夜10時を過ぎていた。
真っ暗な森の中のトレイルを走り、住宅街を抜け、気がつけばダウンタウンまで走っていた。土の上を走ったり、階段を下りたり、路地を駆け抜けたり…。けっこうなハイペースで走る。それも、10名ほど集まったほとんどのライダーがシングルスピードという、変速機のない自転車。しかし、タイヤはちょっと太め。聞いたところ、このライドで走るコースは毎回異なり、MTBコースのように土の上だけを走ることもあるため、参加者はオンオフどちらでも走れる自転車を用意してくるそうだ。
↑ダウンタウンを駆け抜ける自転車集団
ダウンタウンにあるサイクルショップの裏まで走り一旦休憩。時計をみたら、午後11時30分を過ぎていた。走り終えホッとしていると、見知らぬライダーが寄ってきた。「Do you have beer?」と言いながら、メッセンジャーバッグから、ぬるめの缶ビールを取り出しプレゼントしてくれた。そして、乾杯! この日のライディングのことなんかを話したりステッカーをもらったり。一緒に走ったあとは、もう仲間。心地のいい時を過ごした。ボクは、ここで帰ったが、あとで聞いた話では、残った人たちは、かなり遅くまで遊んでいたらしい。
冬が長いミネアポリスの人たちは、限られた夏の時間をめいっぱい楽しむ。乗って、乗って、乗って。そして、笑って、飲んで。楽しい時間だった。自転車と夜遊びは、いくつになっても、少年のように心をときめかせる。
↑走ったあとは皆でビールを飲んで談笑。治安のいい町ならではの遊び方
■冬のミネアポリスの話は、ボンビバンのバックナンバーで!
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