お気楽自転車日和 「ペダルをこいで東西南北」

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サイクルトレインに乗って

<<   作成日時 : 2007/11/22 17:47   >>

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関東地方にも、ようやく冬らしい冷え込みがやってきた週末、ちょっとした自転車イベントに参加した。集合は朝6時30分、西武池袋駅裏。自転車に乗って集合場所に行くと、朝焼けのなか、たくさんのサイクリストが集まっていた。そして、受付をすませ係の方の案内でゾロゾロと移動。通用口から、西武池袋線のホームに移動した。するとまもなく、緑色のプレートをつけた列車がやってきた。「秩父サイクルトレイン サイクルスポーツ号」と書かれている。例のごとく、鉄ちゃんたちがカメラをかまえて記念列車をおさえていた。

で、僕たちはといえば、自転車を押して、そのまま車両の中へ。この日だけは、輪行袋に入れる必要も、折り畳むこともない。だから楽ちん。列車は、普段通勤で使われているものと変わらぬ対面式のシート。その片側を自転車置き場として利用し、サイクリストたちは反対側に座る。そこから2時間弱の電車の旅がはじまった。

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↑電車の中はこんな感じ。


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↑普段は、どうやっても電車に載せることができない
ママチャリだって参加OK。


西武秩父駅に到着すると、そこはサイクリストだらけ。聞けば250名の定員に対し、1000名以上の応募があったとか。参加できる確率は4分の1。ここにいるのは、当選したラッキーな人たち。首都圏の自転車人気を物語る数字だ。ボクは、この週末に、たまたま倉敷から遊びに来ていた友人Fと一緒に、『のんびり農村コース40km(中級者向け)』に参加。1グループ17名で、前後にリーダーがつく。

駅前から走り出すと、街道筋の宿場町らしい風情ある街並みを通過。かとおもえば、すぐに紅葉美しい里山風景が広がる。空気はキリッと冷たいが、空は晴天。気持ちのいいサイクリングだ。序盤から、ほどよいアップ&ダウンがあり、先頭を引く方がロードレーサーに乗っていることもあり、比較的軽快なスピードで走る。例によって、ボクの自転車はシングルスピード。今日は、シングル仲間の友人Fもいるので心強い。

滝や神社、お寺など、名所旧跡では立ち止まり、リーダーがちょっとした話をしてくれる。ただ走るだけでなく、ちゃんとしたガイドツアーになっているのだ。昼食は、秩父名物のホルモン焼き。ボリュームもあり、新鮮で美味しかった。

そして、コース終盤には、ちょっとした峠が待っていた。高低差約200mを2kmで上ってしまう急坂。坂にさしかかり、しばらくは乗って走れたが、さすがに途中で降りて押し歩いた。シングルスピードには、ちょっとばかりキツかった。しかし、坂を上りきったところにある秩父ミューズパークからの眺望は最高に美しかった。ちょうどイチョウの葉も色づき、赤い冬の陽射しに照らされ、なんとも日本的な色に染まっていた。

秩父駅に向かい、ハープ橋を渡るとすぐにゴール。駅前につくと、少し日焼けした笑顔のサイクリストたちが、皆、楽しそうに話をしていた。走行距離は約40km。充実したサイクリングだった。地図も持たずに、初めての土地を気持ちよく走れる。コースを考えたり、参加者を引率する方は大変だろうが、参加者はほんとうに楽でいい。しかも、往復とも専用列車だから、座って移動できる。それにクルマと違って、道路の渋滞もないのもいい。

今回は、サイクルトレインの楽ちんさと、秩父というエリアが自転車で走るためにあるような場所であることを知った。2回、3回と続け、いつかは定期路線にしていただきたいなぁ。

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↑サイクリング出発前に体を温めるために食べた秩父名物こんにゃく。うまかった!


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↑秩父路は、クルマも少なく走りやすい、なにより遠くに見渡す山並みと、
近くの里山風景のコントラストが美しい。


■取材協力
西武鉄道
秩父市
タカハシサイクル

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