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北米自転車市場の新トレンド

<<   作成日時 : 2008/03/07 13:51   >>

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この冬もミネアポリスに行ってきた。気がつけば、もう3年目の恒例行事。今回は、運悪く到着した日がバレンタインデー。現地の皆様も忙しいようで、極寒のウインター・ライディングは実現できなかった。

毎年、ミネアポリスに出かけるのは、アメリカの自転車事情を探るため。北米最大のスポーツ自転車専門の卸問屋QBPが、毎年2月にディーラー向けのショーを開催しているのだ。フロストバイク(凍った自転車の意。フロストバイト=凍傷をもじっている)と呼ばれるショーは、QBPが取り扱う多くの自転車関連ブランドがブースを出して新製品を展示する。全米最大の問屋だけあり、気になるパーツブランドは、ほとんど揃う。また、自社ブランドであるサーリーサルサも、ここに行けば最新モデルの実車をみられるのだ。

今年のトピックは、QBPが北米のセレブに向けた新ブランドを立ち上げたこと。CIVIAという名前で、デザイン性の高い、高額なシティコミューターを発表した。フレームはアルミだが、フォークはカーボン。フラッグシップには、ドイツ製の14段内装変速機が組み込まれる。本気で通勤する人のために、普通のドロヨケよりもタイヤを覆う面積が広いロングタイプのドロヨケをオリジナルで製作している。ほかにも、変速やブレーキのワイヤーが表面に出ないよう、細部まで考えたデザイン的な処理が施されている。価格は、ベースグレードが、およそ20万円。フラッグシップは30万円を越える。

アメリカでは、社会的に成功したセレブが、「環境と健康にいい」という理由で、自転車を選び、乗ることがステイタスになりつつあるという。そんな人のためにも、いわゆるタイムを競うためのレース用ではなく、生活用の自転車でも最高のデザインと機能をもった高級自転車が、この北米市場に必要とされはじめてきたようだ。自転車先進国ドイツでは、早くからメルセデス・ベンツやBMWが、このジャンルを開拓し、すでに一定の市場ができあがっている。果たして、あと何年すれば、日本にもこのような水準の高い自転車市場ができることだろう。

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北米でデビューしたばかりの高級自転車シビア。日本での発売は未定

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