偉大なるアメリカのMTB事情 その1
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作成日時 : 2008/06/30 18:56
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成田からミネアポリスまでは、11時間のフライト。空港からすぐに取材先の会社に向かった。QBPは、アメリカ最大のスポーツ自転車専門の卸問屋。自社ブランドとして、サルサ、サーリー、シビアという、フレーム&完成車を供給し、日本でも急激に人気を高めている。今回の渡米は、QBPの中でも勢いのあるサルサに招待された。09年モデルの発表と試乗イベントを共催するので、ぜひ…、という話だった。現地に着くと、ダートラグ、バイクマガジンというアメリカでも知られた雑誌の記者をはじめ、全米から選ばれたディーラーの方が顔をそろえていた。
↑ミネソタ州にあるQBPの本社。現在社員は400名ほど。
屋上にソーラーパネルを取り付け、
床材、壁材などはリサイクルした素材を使っている。
簡単な食事(サルサというブランド名にちなんだメキシカンフードだった)の後に、いよいよ新作のお披露目。小さな会議室に2台のMTBが飾られていた。それは、前後輪にサスペンションを持つMTBで、1台は26インチホイール(リアサスペンション=127mmトラベル)、そして、もう1台が29インチ(リアサスペンション=102mmトラベル)だった。フレームは、アルミニウムの配合を調整し、普通のアルミより強度と軽量化をさらに追及したスカンジウムを使用している。
↑プレゼンテーションの様子。
このあと2台の新車がお披露目された。
「1日中、楽しくライディングをしていられるMTB」。そんなテーマで2年以上の制作期間を経て完成したという。アメリカ国内での発売は、フレームが今秋、完成車が来年1月を予定。しかも、価格が4000米ドル近くなるというのだ。日本に入荷されれば40万円以上。レース機材ではない楽しむための自転車。そこに4000ドルという自転車が新たに作られる今のアメリカのMTB市場は、いったいどうなっているのだ? 素直に疑問に感じた。そんな疑問を解き明かすべく、翌日から北ウィスコンシンまで、新車のテストライディングに出かけた。
(次回へ続く)
↑26インチ仕様のエル・カボーイング。
↑29インチ仕様のビッグ・ママ。
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